ハイブリッドチャイルド イラスト・小説 | 2009-05-02 Sat

 

※ネタバレ(有)につきまだｺﾐｯｸｽをお求めでない方は見ることをお薦め出来ません

とてつもなく泣きました。

第一話
とりあえずﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞで良かった!!
小太郎が美咲君に見えてしょうがないです(末期)
表紙を見る限り、全然美咲君じゃないんだけどね。
表紙に葉月がトリにしか見えないのも放って置こう

結局、月の雫はあったのかなかったのか…

読み終えた感想としては、強い絆で結ばれている二人だなぁって思いました。

私の妄想として、この後２人はどちらかが自然的に亡くなるまでずっと寄り添って生きていくんでしょうね。
葉月の調子が悪くなればまた黒田が直すんですかね、なんだかんだで一応は月島に似せて作ったんですから。

第二話
瀬谷のお話ですね、ゆずの素直な言い方…というか恐ろしく純粋な所に可愛いなぁって思いました。
私はショタ萌なのでちっさいVer.のゆずが好きなのですがおっきいゆずもかっこよくて、可愛いのでどちらも好きですwww
まぁ…どちらにせよ結局受けなのですがね←コラ

瀬谷さんの過去が知れました…、自分が生き残ってたとえ自害する勇気のない臆病者だろうと私は瀬谷さんのしていることに間違いはないと思います!!いや、ないんです!!!!
今の日本政府みたいに悪いことを悪びれもしない大人に比べたら全然良いです!
むしろ、瀬谷さんが総理になってくれ！(ぉぃ。

第三話　前編
黒田・月島・瀬谷　が中心のお話ですねー。
このお話を読んだからこそハイブリッドチャイルドがある理由が分かりました、

黒田と月島の照れ照れしながら話している２人の関係が大好きだ!!

黒田は月島に「本当に俺が死んだらどうする」的なことを言ってましたが、普通に考えて思い人が死ぬなんてこの世の終わりみたいなもんですよねー…
私だって、実際親友と呼べる友人がこの世を去ってしまったらショックよりも大きく、もしかすると絶望してしまうかもしれないですし。


月島が御老中になって間もないのに戦争に呼び出されて、そかもそれは必ず勝てる戦じゃなくてむしろ負ける戦で…

お守りをやるとか言って本当は自分がお守り欲しかったり…黒田のﾂﾝﾃﾞﾚっぷりは最強だな!ｸﾊｰwww←
あぁ、バカが見るにも吹きました。流石にソレはねぇだろう!!みたいな(笑)


戦は、やはり負けで瀬谷の所はとても酷い戦いで、黒田も傷を負ってすごく怪我をして…
そんな後始末…というか、責任を自分の腹を切ることで全ての責任をおおうとした月島が…

第三話　後編
月島の自宅を訪れて、それは真っ白い着物(寝巻き？)を着ていて、
なんだか自分が死ぬことはしょうがないみたいな顔をしていたり…

やべぇｗｗｗｺｺﾛの汗が止まらない!!!

「俺がお前に　言いたかったことは―――」

『好き』のヒトコトなんだろうけど、最後まで２人は意地っ張りですね…
黒田の言う、死んだ後残された人はどうなる!にじぃんときました。
そんなことより、死ぬなって言いたかったんでしょうが仕方ないですよね、

最初で最後に体を合わせて

次の日には月島はいなくて…

そのせいで黒田はずっとハイブリッドチャイルドの制作に身を投じましたよね。
せめてでも月島が帰ってくるようにと、月島に似せたハイブリッドチャイルドを作り上げなくてはと…

数年後瀬谷が黒田を見つけ出して、見たものは月島の幼少時代のような容姿のハイブリッドチャイルド。
自分でも知らない内に月島を忘れられなかったんですかね


…なんだろう、この後の感想と言えば只々切ないとしか言いようがありません。
涙で前が霞んで見えないんです!!!!

＊＊＊

この作品を読んでこんなに切ないキモチになったのは初めてだし、漫画をよんでこんなに涙を流したのも初めてです。
(アニメで一番涙を流したのは反逆R2の最終回)

一度目はとりあえず話の流れを理解して、二回目以降は話の流れが分かってるからそれ故に一度目の涙の量の倍になっちゃいます。※本当ですよ!!


もし、手元に600円程あったら急いで書店に行ってﾊｲﾌﾞﾘｯﾄﾞﾁｬｲﾙﾄﾞの購入をお薦めします。